1日あたりの摂取上限
むき身200g
摂取を控えるべき人
アサリアレルギーの人、鉄サプリを服用している人
潮干狩りのアサリに注意を
酒蒸し、クラムチャウダー、スパゲッティボンゴレなどなど、さまざまな料理に活躍してくれるアサリ。
旬は2月から4月頃で、いわゆる潮干狩りのシーズンのアサリが、産卵を控えて身がぷりっとしているので美味しいとされています。
でも実はアサリは年に2回産卵をするので、9月～10月のアサリもなかなか美味。
潮干狩りで獲れたアサリは新鮮で美味しいと思いがちですが、気になるのがです。
餌となる海水中のプランクトンが原因で毒をもつようになり、知らずに食べると手足のしびれといった麻痺や下痢などの症状に見舞われてしまいます。しかもこの毒は加熱しただけではなくなりません。
市場に流通しているアサリの貝毒は規制値以下のものなので、過剰に心配する必要はありませんが、潮干狩りにおいて自分で採取する場合は、その海域のアサリが貝毒規制値以上でないかどうかを、管轄の公的機関に確認しておきましょう。地元漁協が管理している潮干狩り場ならば安心です。
特に大阪府の海岸ではここ毎年のように貝毒が発生していますのでご注意を。
アサリアレルギー
意外かもしれませんが、というアレルギー症状があります。
特に甲殻類アレルギーを持っている人は、アサリにも注意すべきです。エビやカニに含まれるトロポミオシンというアレルギーを引き起こすタンパク質は、アサリにも含まれています。
アレルギーの症状としては下痢や嘔吐、じんましん、かゆみ、のどの痛みが挙げられます。
アサリアレルギーはむき身だけでなく、エキスでも症状が出ますので注意を。
食べても大丈夫な量
鉄分豊富なアサリ。
のアサリを食べれば必要な鉄の量をカバーできることになりますね。
とはいえ普段から鉄サプリを服用しているような場合は、加えてアサリを多量に食べると過剰摂取になってしまいますのでご注意を。
鉄の過剰摂取は摂取後6時間以内に嘔吐、吐血、腹痛、下痢、刺激、眠気、痙攣発作、意識消失などの症状があらわれます。
スイカ
-45-アサリの過剰摂取は要注意
