1日あたりの摂取上限
3個
摂取を控えるべき人
特になし
冬はコタツとミカン
ミカン、美味しいですよね。
お値段お手頃で、ナイフ要らずで食べられる手軽さはもちろん、水分補給にもなりますし、1個あたり30kcal程度と低カロリー。
目の前にあるとついつい手が伸びて、気がつけば5個も6個も剥いて食べてしまっていた…なんてこともあるのではないでしょうか。
豊富なビタミンCをはじめ、ビタミンAもたっぷり。ミカンに含まれるビタミンAはプロビタミンAと呼ばれるもので、ビタミンAに変換される物質・のことです。
一般的にビタミンAは過剰摂取すると急性症状として腹痛、悪心、嘔吐、めまい、過敏症などが現れ、慢性症になると関節や骨の痛み、皮膚乾燥、脱毛、食欲不振、体重減少などの症状に陥ることが知られています。
しかしβ-カロテンは、身体が必要とする量のみビタミンAに置き換えられて吸収され、余ったものは体外に排出されますので、過剰摂取の心配がありません。
食べても大丈夫な量
もうひとつ注意したいのがミカンに含まれる果糖。
果糖は血糖値を上げないので、肥満になりにくいと思われがちなのですが、満腹感を感じにくいために食欲が抑えられず、なんだかんだで結局食べ過ぎてしまって肥満になるという落とし穴が待っています。
低カロリーなミカンも、やはり食べ過ぎると太るということです。
またミカンは身体を冷やし、ビタミンCの過剰摂取で下痢をすることがあります。
これらを考慮して、ミカンは程度にしておくのが無難です。ミカンの他にフルーツを食べる場合は、さらに数を減らした方が良いでしょう。